中山グランドジャンプ(なかやまグランドジャンプ)とは
日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場の障害・芝4250mで施行する中央競馬の障害の重賞(J・GI)競走(国際招待)である。正式名称は農林水産省賞典中山グランドジャンプ。
日本の障害競走の春のチャンピオン決定戦であり、JRAの年間競走の中で最も長い距離で施行される。また優勝タイムも5分近くかかるため、日本国内の競馬では優勝タイムが遅い競走のひとつである。
ジャパンカップダート | |
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■ 開催地 | 中山競馬場 |
■ 格付け | J・GI |
■ 距離 | 障害・芝4250m |
■ 賞金内訳 | 1着:6500万円、2着:2600万円、3着:1600万円、4着:980万円、5着:650万円 |
■ 出走資格 | ・ 原則としてサラブレッド系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬及び出走登録を行った外国調教馬8頭以内。出走枠は16頭まで。 ・「通算の収得賞金」+「過去1年の収得賞金」+「過去2年のJ・GI競走の収得賞金」で決める。 |
■ 負担重量 | 定量(4歳62kg、5歳以上63kg、牝馬2kg減) |
【前哨戦】
競走名 | 格付 | 施行競馬場 | 施行距離 |
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阪神スプリングジャンプ | J・GII | 阪神競馬場 | 障害・芝3900m |
ペガサスジャンプステークス | OP | 中山競馬場 | 障害芝3350m |
【中山グランドジャンプ 中山競馬場 障害芝外周り4260mの特徴】
スタートは中山の芝が向正面で内コースと外コースに分かれていてその合流点となる第3コーナー付近。約3/4周に渡って順回り。向正面から年に2回しか使わない大障害コース(大竹柵障害を飛越)を通過して逆回り。第3から第4コーナー側のコースを逆回りして2回目の大障害コース(大生け垣障害=通称・赤レンガ=を飛越)を通過。順回りで走り第2コーナーから置き障害が置かれた普段は平地競走で使う芝の外回りコースを利用して芝でゴールする。